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ランドナーに乗って Ⅲ

自転車そして旅… のはずが、全然乗ってねぇ!!

現実。 

記事にしてコメントをたくさん頂いたので ご報告せねばということで。
お見舞いの時間が ほかの用事であおられるのもイヤなので 病院に行く前に老人ホームの医務室にも菓子折を持って顔を出しました。今までもそうでしたが、どのヘルパーやドクターと会っても、じいさんから俺の話はよく聞いてるようで 出た大学、今の勤め先、住んでる場所、自転車で旅していたことまで みんなよく知っていたのが印象的でした。俺の親父は長男といえども姉二人の末っ子なので孫の中では俺は下から2番目になります。それでも孫といえば俺なのかなとも思ってしまいます。
退院して ここに戻ったあとは またよろしくお願いしますと深々と頭を下げてあとにしました。

おそるおそる病室に行きました。前は集中治療室だったけど今回は大部屋だし たいしたことないのかな… って思ってました。こうやって具合が悪くなってるという祖父さんを見舞いに来るのも4回目。いつも老人ホーム経由で親から俺に連絡が入ると 症状が重いようなことを言っていても会ってみると元気だし 相変わらず大食いで拍子抜けする状況を希望的観測ですが予測してました。

残念ながら 今回ばかりは 俺の頭に描いていた最悪の展開すらも遙かに超えて かなり弱り切って痩せこけてました。3月に会いにきて 半年ほどで こうも変わってしまうかと思いました。点滴だけで水分を補給しているので のどは枯れていて声を発することもできず 起きあがることもできませんでした。俺も「笑顔で」といきたいところでしたが、固まってしまったというのが 第一印象でした。(その瞬間は じいさんは俺に気づかず ぐっすり寝てましたが)

起きるまで1時間ほど待ってました。すると、ちょうど(運良く?)寝苦しくて目が覚めた時に俺と目があって 何かを言おうとして体は動いてました。たぶん 俺が来たものと分かったのでしょう。
ベッドを半分起こしている状態だったせいで上半身だけが斜面を滑り降りてきてしまったようで体勢がおかしくて息苦しそうなので 看護婦さんと一緒に姿勢を直してあげて、落ち着いたところで 返事のない一方通行な話をしているうちに また眠ってしまいました。その後は 俺の目の前では目を開けることはなく熟睡してました。帰り際に聞こえてないかもしれないけど 「また来るからね!」と耳元で話しかけたら 手が動いたので握手を交わして、起きたときに読めるようにシンプルな置き手紙を残して病室をあとにしました。

当然ながら希望は持っているが、いかんせん93歳という年齢と心臓が弱っている上に肺炎。のどの辺りにガンも見つかって手術も抗がん治療もできない。やはり現実は厳しい。覚悟しなければならない そういう実感でした。でも そこまで含めて現実を受け止めた俺の気持ちはスッキリしてました。(帰りにブログの記事を書くだけの精神的な余裕はありました) 治ればまた会いに行くし、もし このまま 終わってしまうなら そのとき 俺は栃木から徹夜で車を運転してでも浜松に飛んでいく そう心に決めてます。

もし 今頃Blogとかやってなくて 俺一人で考えていたら 今回の事態に浜松に行くという行動力とか勇気すらなかったか、病室で頭真っ白か行くときも暗く落ち込んで何もできない俺だったかもしれません。ですが、今 俺のすべきことはできました。もしかしたら夢と現実の区別がついてないかもしれないが、たぶん 元気づけることはできたと思います。「1日でも長く生きてくれ。そして来年も浜松で正月を迎えよう。」俺の大事な祖父に そう願うばかりです。


皆さん 改めて ありがとうございました。

category: 日記

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コメント

来年も浜松で正月を迎えよう・・・なんと暖かい真心の言葉。本当にそうなれるよう祈ります。
耳はどんな状況でも聞こえているらしいですね。意識がないと思われていてもちゃんとわかるそうです。知り合いのご主人が心臓で一度大変厳しい状況になり心停止状態になったとき自分と自分を囲む家族を上から見ていたそうです。そのとき家族がどうだったかこれははっきり覚えていると・・・
なんだか亡くなることを前提に書いてしまっているようでいやですがもしも、もしものときは最後まで聞こえている耳と最後まで見守ってくれているその目に何を残すのかそれが最後の最高の宝物になるのかもと思いました。まだそんな覚悟なんにもできていない自分だけれど・・・
あんっこ #- URL [2006/10/02 22:20] edit

ぐっさん、お帰りなさい^−−^*
そうだね。行って良かったですね。。。
おじいさまの様子をみれば、それがどんな状態
なのかは、ぐっさんとして感じることが色々、あったでしょうが・・。
おじいさんは言葉にして返すことができなくても、きっと
心の中で何度も何度もつぶやいていたと思います。。
「遠いとこから、ありがとうな。。。」って・・・。
 悲しいかな現実を受け止めたとき希望とは別に
覚悟というのも出来てしまいます。
それは本人にも、私達にも。
それでも、希望を大きく心にもちたいと望みながら。。
来年もまたおじいさんに逢えることを、
心からお祈りしています。。。
aya #EvmDRqhQ URL [2006/10/02 23:43] edit

おじいさんに会いにいけた事よかったですね。
おじいさんもとっても嬉しかったでしょう。
きっとその嬉しかった出来事でまた生きるチカラでたんじゃないかな?と思います。ぐっさん。もおじいさんに会えた事で、きっとこの先「後悔」は絶対にしないと思います。おじいさんにとっても、ぐっさん。にとっても今回の再会は今まで以上に大切な再会だったと思います。
来年のお正月も一緒に迎えられる事をお祈りしています。
キティのりんご #- URL [2006/10/03 03:43] edit

記事を読みながら涙が出て 胸がつまってくる思いでした。
半年前とは違った おじい様の様子を見て びっくりされたことでしょう。
でも ぐっさん。のことは ハッキリわかって、とっても喜ばれていたでしょうね☆
自分の大好きな孫が来てくれるというのは、本当に嬉しいですもの。
#- URL [2006/10/03 04:12] edit

大変 勝手ながら 今回も 皆様 一人一人への返事は控えさせてください。すいません。
病気になって入院した そう言われるたびに病院で顔を合わすのは俺。きっと 今回も記憶に残ってくれたと思います。だから 俺として後悔はありません。ここまで気持ちを整理して 冷静にしっかりと この事態に向き合えたのは 皆さんのおかげだと思います。
こんな重くつらい記事でも 読んでコメントくれる皆さん 本当にありがとうございます。
ぐっさん。 #- URL [2006/10/03 15:26] edit

ぐっさん。こんばんわぁ。
読んでいて涙がでそうになりました。
ぐっさんホントよく頑張ったね。
絶対絶対ぐっさんのこと分かっていると思うよ。
絶対絶対ぐっさんの気持ち通じてるヨ。
手紙もとっても嬉しかったと思うヨ。
きっとおじいサマの宝物だネ。
来年もお正月一緒に迎えられるといいね〜。
himekichi #k87Cp.wM URL [2006/10/03 15:37] edit

かなしいですが・・・

私は2年前にがんで父を亡くしました。
8ヶ月の入院でした。
意識がないようでも、シッカリ聞こえていますよ!
ぐっさんの声はおじい様にきっと届いています。
はなケンママ #81/lD5GQ URL [2006/10/03 15:41] edit

ぐっさん、おかえりなさい。
お正月は 浜松で。。ぐっさんのやさしさは、きっと心に響きますね。
眠ってしまったあと、置手紙をのこして帰ってくるなんて。
体調がよいときに、見つけて 微笑んでいらっしゃることでしょう。
ぐったりされていても、あたたかい気持ちが届いていると思います。ほんとうに。。そう思います。
でも、何よりもきっと。。ぐっさんが逢いにきてくれたことが
すごく嬉しかったでしょうね。どうか、お元気でいてくださいますように。
sabo #- URL [2006/10/03 22:51] edit

お帰りなさい。

長距離運転お疲れ様でした。
変わり果てたおじいさんの姿を見てさぞかし辛かったかと思います。
意識が無い中、ぐっさんの暖かい手、暖かい心は届いていると思います。
きっとお祖父さんは、ぐっさんの行動に凄く嬉しく、「まだまだだ!!病気に負けるか!!孫が来てくれたんだから・・・」と沢山の元気を貰った事でしょう。
>そして来年も浜松で正月を迎えよう。
この言葉にジーンと来ました。
みんなでよいお正月が迎えると良いですね。
心からお祈りいたします。
Miwapyonta #- URL [2006/10/04 19:28] edit

ご無沙汰です!
喋る事はできなくてもぐっさん。の思いは十分伝わったはず。
ごめんなさい、贈る言葉が見つかりません。
くろきょん #- URL [2006/10/05 04:04] edit

ぐっさん。おかえりなさい、そして長い運転お疲れ様でした。
おじいさまは声に出して伝えることが出来なくても、ぐっさん。が会いに来てくれた事に「ありがとう」という気持ちでいっぱいだと思いますよ。ぐっさん。の記事読んでどんなにおじいさまが、ぐっさん。の事をかわいがり、どんなにぐっさん。がおじいさまを大切に思っているのかが伝わってきました。
お正月みなさんで迎えられるといいですね。
えっつん #JalddpaA URL [2006/10/07 07:18] edit

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